感動的なプロポーズのシーンをより美しく演出するバラの花。色や本数によってさまざまな意味が込められており、中にはプロポーズにぴったりな言葉もあります。
ここでは、プロポーズに贈るバラについて、色や本数ごとに込められた意味や理想的な渡し方などのポイントをご紹介します。パートナーを喜ばせるプロポーズについてお考えの際は、ぜひ参考にしてください。
プロポーズに贈るバラの花|本数や色による意味の違いを解説
プロポーズ定番の花といえばバラをイメージする人が多いでしょう。バラには「愛」や「美」といった花言葉が込められています。
まさにプロポーズにふさわしいバラの花ですが、そこに込められた意味は本数や色によっても異なります。ぜひその意味を正しく知り、しっかりと思いのこもったプロポーズを実現しましょう。
バラには、贈る本数によってそれぞれに意味があります。ここでは、プロポーズにおすすめのバラの本数とその意味を詳しくご紹介します。それぞれに込められた意味から、バラを送るパートナーにぴったりの本数を考えてみましょう。
3本のバラには「愛しています」という言葉が込められています。愛を伝えるこの言葉は、まさにプロポーズのシーンにふさわしいものといえます。パートナーへの想いをストレートに伝えたい場合は、ぜひ3本のバラをプロポーズに贈りましょう。
12本のバラには「私のパートナーになってください」という意味が込められています。「ダズン・ローズ」とも呼ばれ、ヨーロッパでは昔からプロポーズの際に贈られていた本数です。
さらに、12本のバラには1本ずつ以下の意味が込められています。
これら12の言葉をもとに、「このすべてをあなたに誓います」という意味で花束が贈られていたと伝えられています。
40本のバラには「真実の愛」という意味が込められています。40本のバラの花束は程良いボリューム感で、直接持ち運びたい場合にもおすすめです。プロポーズの瞬間に花束を取り出し「真実の愛」を伝える演出は、パートナーをきっと喜ばせるでしょう。
50本のバラには「永遠」という意味が込められています。プロポーズはこれから先の2人の愛を誓う大切な瞬間。そんなプロポーズだからこそ、花束で「永遠」を表現するプロポーズはとても感動的なものになるでしょう。
50本の花束はボリュームが多いので、渡す直前まで花束を隠しておきたい場合は、自宅や車の中、もしくはスタッフに協力をお願いできるホテルやレストランでのプロポーズがおすすめです。
99本のバラには「永遠の愛」という意味が込められています。0から9の数字の中で9は一番大きな数字であり、それが「永遠」という表現に繋がっていると考えられます。99本のバラの花束となると非常に存在感があるため、パートナーへ贈る際はスムーズに渡せるようにプランをしっかり練っておきましょう。
108本のバラには「結婚してください」という意味が込められています。まさにプロポーズにぴったりの花束です。
プロポーズなどの特別なシーン以外で100本以上の花束を受け取ることは稀なことです。「これまでにもらった中で一番大きな花束」として強く印象に残る、素敵な演出となります。
同じバラでも本数によってはネガティブな意味があり、避けたほうが良い本数もあるので注意が必要です。
例えば、15本のバラには「ごめんなさい」、17本には「絶望的な愛」などの意味があります。このようなネガティブな意味合いを持つ本数はプロポーズ向きではないため、避けるようにしましょう。
プロポーズでパートナーに贈るバラの本数が決まったら、次はバラの色を決めましょう。
プロポーズといえば真っ赤なバラの花束をイメージする方も多いかと思いますが、バラにはさまざまな色があり、花言葉もバラの色によって変わります。それぞれの意味を参考に、パートナーにぴったりの色を選んでください。
赤いバラには、「愛情」「あなたを愛しています」という花言葉があります。この花言葉もあって、赤いバラはプロポーズで最も定番の色となっています。
赤いバラには情熱感があり、プロポーズをよりロマンチックに彩ってくれます。パッと見てプロポーズだとわかりやすいのもポイントです。正統派のアイテムのため、パートナーに想いをストレートに伝えたい場合におすすめです。
白いバラには、「相思相愛」「純潔」という花言葉があります。ウェディングドレスを連想させるピュアな白の花束はプロポーズにもぴったりのカラーだといえるでしょう。
また、落ち着きが感じられる白いバラの雰囲気は、あまり派手な演出は好みでないお相手にも受け入れてもらいやすくおすすめです。
ピンクのバラには、「愛の誓い」「上品」という花言葉があります。ピンクのバラの花束はやわらかく優しいイメージがあり、「愛の誓い」という言葉もプロポーズにぴったりです。ピンクが好きなお相手や、やさしいイメージが似合うお相手に贈ると喜ばれるでしょう。
一方、プロポーズでは避けたほうが良い色のバラもあります。基本的にはポジティブな意味が多いバラの花言葉ですが、例えば黄色のバラには「愛情の薄らぎ」という意味もあるため避けるべきでしょう。
また、黒褐色のバラには「恨み」、「赤に斑点が入ったバラ」には「戦争」という花言葉もあるといわれているため、避けたほうが無難です。
パートナーに渡すバラの色や本数が決まったら、どのような演出で渡すのかを考えてみましょう。
プロポーズでバラの花束を渡すシチュエーションといえば、プロのスタッフによるサポートが期待できるレストランやホテルはもちろん、車の中や自宅などもおすすめです。
花束はかさばるアイテムですが、スマートに渡すためには演出にも注意が必要です。特にサプライズを考えているなら、なるべく直前までパートナーに気づかれないように気をつけたいところ。そうしたイメージも踏まえ、バラを渡すプロポーズのおすすめ演出についてご紹介します。
自宅でのプロポーズで花束を渡す際におすすめなのが、バラの花を自宅に配達してもらうサプライズの演出です。自宅でのプロポーズには、2人きりの空間でリラックスしながら想いを伝えられるメリットがあります。花束を時間指定で宅配してもらえば、きっと驚きと感動のサプライズになるでしょう。
前日から花束を用意し直前まで隠しておく方法もありますが、ラッピングされた花束を一日中そのままにしておくと花の鮮度が心配です。また、クローゼットなどに隠しておくと、しおれてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ホテルの部屋にあらかじめ花束を準備しておく演出もおすすめです。ホテルによっては花束の手配まで依頼できるところもあるので、大きな手間をかけず鮮度の良い状態で花束を渡すことができます。また、本数が多い花束の場合はかさばるため、ホテルのアーリーチェックインなどを利用してあらかじめ準備しておくとスムーズです。
バラの花束をパートナーに贈るなら、婚約指輪を一緒にプレゼントする演出がおすすめです。婚約指輪のプレゼントはロマンチックな雰囲気をより素敵に演出してくれます。プロポーズだとわかりやすく、ドラマや映画のワンシーンのような特別感も出せるため、とても人気があります。
モダンで洗練されたデザインが人気のジュエリーブランド〈ニーシング〉では、豊富な種類の婚約指輪をご用意しています。ぜひ〈ニーシング〉公式サイトを併せてご覧ください。
今回は、プロポーズでのバラについてご紹介しました。
パートナーを喜ばせロマンチックなムードを演出するバラの花束は、プロポーズに欠かせないアイテムの一つです。色や本数によってさまざまな意味が込められています。今回ご紹介した内容を参考に、パートナーにぴったりなバラを選んでみましょう。