手紙は自分の気持ちをパートナーに素直に伝えられる手段の一つです。緊張でなかなかプロポーズの言葉を伝えられない人や口下手な人などは、結婚したい意思を手紙に書いて贈ってみましょう。
手紙を渡してプロポーズするメリットは多く、ロマンチックなシチュエーションに憧れている人にもおすすめです。今回は、手紙でのプロポーズ方法やメリット、例文、書くときのポイントをご紹介します。
「プロポーズは直接言葉で結婚の意思を伝えるもの」といった考えを持つ人が多い中、あえて手紙を活用する人も少なからずいます。
プロポーズには特別なルールはなく、それぞれが自由に結婚の意思を伝えても問題ありません。そのため、手紙のプロポーズを選んでも構いませんし、むしろ手紙によるプロポーズには多くのメリットがあります。そのメリットを具体的に確認してみましょう。
手紙では、パートナーに面と向かって言葉を伝えるのではなく、じっくり時間をかけて自分の気持ちを書くことができます。なかなか素直に伝えられないような愛の言葉も、手紙にすることで気持ちを伝えやすくなるのは大きな魅力です。口下手で普段から人前で話す際に緊張してしまうような人も、手紙のプロポーズならスムーズに気持ちを伝えられるでしょう。
手紙は言葉と違い、気持ちが形として残るところもメリットになります。プロポーズした時の気持ちや言葉が手紙を読み返すことで鮮明によみがえるため、記念日などの節目に読み返すという人も少なくありません。
何年、何十年と共に生きていく夫婦。長く手元に残るプロポーズの手紙は生涯のプレゼントになるでしょう。
プロポーズを成功に導くためには、手紙の内容にもこだわる必要があります。ポイントは、自分の気持ちをストレートに伝えることです。また、これまで2人が歩んできた道を振り返るのも良いでしょう。2人にしかわからない特別な手紙は、世界に一つだけでの大切なプロポーズのプレゼントになるはずです。
では、具体的にどのような内容がおすすめなのか、例文をもとにご紹介します。
自分の気持ちをストレートに伝えるためには、シンプルな文章がおすすめです。小説のようなキレイな文章でなくても構いません。結婚したいという意思をまっすぐに伝えられる文章を考えてみましょう。
「きちんと自分の気持ちを伝えたいので手紙を書きました。出会ってから今日まで、〇〇と一緒に過ごしてきた時間はとても幸せでした。そして、今後もずっと〇〇と一緒にいたいと思っています。これからの長い人生、一緒に歩んでいきたいです。○○のことを心から愛しています。結婚してください。」
出会ってからプロポーズする現在までを振り返る手紙も、さまざまな思い出がよみがえり感動的です。
「初めて〇〇と出会ってから、もう3年が経ちます。3年の間には楽しいことやうれしいこと、大変だったこと、たくさんのことがありました。喧嘩もしたけれど、気持ちが変わることはありませんでした。
初デートは緊張してしまい、うまく会話やエスコートができなかったのに、〇〇は笑顔で過ごしてくれたね。旅行先では夫婦に間違えられて思わず笑ってしまったけれど、本当はうれしかったです。
〇〇を心から愛しています。〇〇と人生を歩んでいきたいです。私と結婚してください。」
交際期間中にはパートナーに感謝する場面もたくさんあったはずです。感謝の気持ちをプロポーズと一緒に伝える手紙は、パートナーの心により響きます。
「〇〇、仕事でつらかったときは励ましてくれてありがとう。〇〇がいたからあの時を乗り越えられました。感謝しています。体調を崩した時には、たくさんの差し入れと共に看病もしてくれてうれしかったです。
こうして今の私があるのは〇〇のおかげです。〇〇がいなかったら、今どうなっていたかわかりません。今後、〇〇の一番の支えになりたい。2人で幸せになりたいです。結婚してくれませんか?」
パートナーに喜んでもらえるプロポーズの手紙を書くためのポイントを3つご紹介します。ポイントを押さえつつ、パートナーへの思いを自分の言葉で書きましょう。
プロポーズの手紙なので、気合が入りすぎるのは当然です。しかし、成功させたいからといって回りくどく気取った言葉をちりばめると、「結局何が言いたいのだろう?」と思われ、気持ちが伝わりにくくなってしまいます。
プロポーズの手紙は結婚したい意思をパートナーに伝えるのが目的です。本来の目的を見失わないように、ストレートな想いを書きましょう。
インターネットや書籍などにはプロポーズの手紙におすすめの例文がたくさん載っています。もちろん参考にするのは問題ありません。しかし、あまりにも例文や定型文にとらわれてしまうと、自分の言葉とはいえない手紙になってしまいます。長く交際しているパートナーなら、あなたの言葉ではないと見抜いてしまうかもしれません。
プロポーズの手紙だからこそ、自分の言葉で書くことを心がけましょう。
2人だけのエピソードを盛り込むと、一気に手紙のオリジナリティが生まれます。パートナーもエピソードを思い出して懐かしくなるでしょう。2人だけの間でブームになったものや印象に残っている出来事など、他人からすればよくわからないことでも、2人にとっては大切な宝物です。一生残るプロポーズの手紙だからこそ、2人だけのエピソードをぜひ入れてみましょう。
心を込めて想いを書いたプロポーズの手紙だからこそ、演出にもこだわりたいものです。プロポーズを成功に導く、手紙を渡す際のおすすめ演出をご紹介します。
心を込めて書いた手紙を、ぜひパートナーの前で読み上げて渡しましょう。緊張してうまく伝えられないかもしれないと不安な人も、事前に手紙を準備すればしっかりと想いを伝えられるはずです。交際を始めた記念日やパートナーの誕生日など、特別な日を選ぶとより感動が増すでしょう。
手紙と一緒にプレゼントを贈るのもおすすめです。プロポーズの定番のプレゼントといえば婚約指輪であり、憧れている人は少なくありません。そんな婚約指輪と一緒にプロポーズの手紙がもらえたら、さらに感動的なプロポーズになるでしょう。
なお、手紙と一緒に婚約指輪をプレゼントする場合は、パートナーの指輪のサイズや好みのデザインなどをこっそりリサーチしておく必要があります。また、オーダーメイドだと2ヵ月~3ヵ月以上かかる場合もあるため、早めの準備を心がけてください。
パートナーの指輪のサイズの測り方など、サプライズで婚約指輪を準備するためのポイントを下記のページにまとめています。詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
手紙は、パートナーに気持ちが伝わるよう、ストレートな言葉を選んで書きましょう。直接伝えるのが不安な人でも、手紙なら素直な気持ちを伝えられるはずです。キレイな文章でなくても、自分の素直な気持ちをしっかりと込めて書けば、その想いはきっとパートナーに伝わります。
プロポーズの手紙の内容に決まりはありません。あなたらしい内容でぜひ心に残るプロポーズの手紙を綴ってみてください。