ひとつひとつの宝石は「特別」な存在。
地の奥深く、何百年もの間、高温高圧な環境にさらされ生成される魅惑的な鉱物。「ダイヤモンド」という名前は「壊せない」という意味の言葉に由来します。
永遠を感じさせるダイヤモンド、そのひとつひとつは素敵な愛のシンボル。何千年もの間、ダイヤモンドは不思議な力で私たちを魅了してきました。科学的には「単なる」炭素ですが、驚くべき特性を備えています。
ダイヤモンドは天然で最も硬く、極めて貴重な鉱物。ダイヤモンドのように白い輝きを放つ屈折率を持つ物質はほかにありません。どの石もそれぞれ炎のようにきらめく独自の輝きを秘めています。自然界にはひとつとして同じものはないからです。
カラット 大きさ
宝石の重さはカラット(ct)で表示され、1ct=0.2gです。
このカラットという単位はギリシャ語で「ケラチオン(Keration)」"イナゴマメ"に由来しています。イナゴマメの実は約0.2gで、これがなまって「カラット(Carat)」になったと言われてます。
→ 婚約指輪のカラットの選び方について詳しくはこちら
カット 輝き
ダイヤモンドの輝きや煌きを決める一番大切な要素はそのカットです。最適なプロポーションとフィニッシュ(仕上げ)によって5段階に分かれています。ニーシングが厳選する「ラウンドブリリアント」カットの58面体からなるダイヤモンドは注がれた光を最も効率よく反射させ虹色に美しくすべての色で輝きます。
カラー
色相の強さを表します。無色透明のDから黄味色のあるZまで23段階に等級分けされます。天然にはイエロー、オレンジ、ピンク、ブラウン、レッド、グリーン、ブルーなど様々な色のダイヤモンドも存在します。
クラリティ 透明度
一見、同じように見えるダイヤモンドも、世界に同じ人間が二人いないように、ふたつとして同じものはありません。フローレス(まったく内包物がみられないもの)を除いて、大抵のものには内包物があります。しかし、この内包物は言ってみれば天然の指紋のようなものであり、一粒一粒の個性でもあるのです。透明度は、効果的な照明の下で10倍に拡大して専門家によって検査され、11段階に評価されます。