結婚指輪には、既製品、セミオーダー、フルオーダーと大きく3つの注文方法があり、それぞれ納期が異なります。早めに準備を進めておけば、慌てることなく余裕を持って理想の結婚指輪を探すことができます。
今回は、結婚指輪の平均的な納期や、購入までの流れなどをご紹介します。
結婚指輪の平均的な納期はどのくらい?|既製品とオーダー品の納期の違い
結婚指輪は結婚式など指輪が必要なタイミングの直前に購入すれば良いと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、結婚指輪は注文して届くまでに意外と時間がかかるため、早めに準備することをおすすめします。目安は、指輪が必要になるタイミングの半年前からです。
〈ニーシング〉では通常、結婚指輪の納期は注文から4〜8週間(ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇期間を除く)ですが、オーダー内容によって具体的な納期は異なります。一生身につけるものとあって選ぶのに時間がかかってしまう可能性もありますので、余裕を持って希望の指輪を選ぶことができるよう早めに準備をしておきましょう。
結婚指輪の注文方法は大きく分けて3つあります。一つ目は、すでにデザインが決まっている既製品、2つ目はあらかじめ決められたデザインからカスタマイズするセミオーダー、3つ目はゼロからデザインを決めるフルオーダーです。注文方法によって納期はかなり異なりますが、ここでは平均的な目安をご紹介します。
ショップに並んでいる結婚指輪は購入すればそのまま持ち帰れると思っていませんか? 急いでいる場合やサイズの在庫がある場合は購入したその日持ち帰れることもあります。しかし、ほとんどの場合は既製品でも新しいものを取り寄せたり、サイズ直しや刻印などの加工を入れたりと、完成までに時間がかかります。そのため、既製品の結婚指輪でも2週間~1ヵ月程度の納期を見ておきましょう。
セミオーダーの結婚指輪は、あらかじめ決められたデザインの中で素材や石の種類を選んだり、ちょっとした加工を入れたりなどのカスタマイズができる注文方法です。手軽にオリジナルの結婚指輪を作れるため人気があります。納期はブランドによって異なりますが、目安は2ヵ月程度です。
フルオーダーの結婚指輪はゼロからデザインを決めて製作するため、自分好みの指輪を作ることができます。一方、素材やデザインなどは細かく打ち合わせをしなければならないため、準備の時間が長くなります。試作をチェックできるブランドもありますが、その場合は注文後も何度かショップへ足を運ぶ必要があります。そのため、フルオーダーの結婚指輪は納期を3ヵ月程度と見込んでおくと良いでしょう。
メーカーによって、また時期などによって上記の目安以上に納期がかかる場合もあるので、早めに注文しておくことをおすすめします。
結婚指輪の購入を検討し始めてから手元に届くまでの流れを確認しておけば、ショップでも慌てずに指輪を決めることができます。ここでは結婚指輪を準備する際の流れについてご紹介します。
結婚が決まったら、まずはどのような結婚指輪にするかカップルでしっかり話し合って方向性を決めます。インターネットや雑誌などで事前に情報収集をしてみましょう。以下の4点を検討するとスムーズに指輪選びが進められます。
結婚指輪は一生身につけるものであるため、しっかりと着け心地を確かめる必要があります。気になる指輪のデザインが見つかったら、実際にショップで試着をしてみましょう。気になる指輪のデザインが見つかったら、実際にショップで試着をしてみましょう。指はむくみやすい部位でもありますので、むくみも考慮したサイズ選びを心掛けます。
結婚指輪のサイズの選び方については以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
結婚指輪のサイズの選び方|素敵な思い出を素敵な形に
なお、ショップに行く際は事前に予約を取ることをおすすめします。予約しておけば、待ち時間なくスムーズに相談ができます。案内してもらったからといってそのショップで購入しなければならないということはありませんので、気軽にショップへ足を運んでみましょう。
購入する結婚指輪が決まったら、素材やデザイン、刻印などに間違いがないかしっかりと確認し、注文して支払いを済ませます。既製品なら2週間~1ヵ月程度、セミオーダーなら2ヵ月程度の納期を見込んでおきましょう。フルオーダーなら納期は3ヵ月程度です。クレジットカードやローンでの支払いが可能かなど、決済方法についても確認しておきましょう。
結婚指輪が出来上がったら、ショップに受け取りに行きます。なお、指輪と一緒に受け取る保証書は大切に保管しましょう。結婚指輪は長い間身につけるうちに傷がついたりサイズが合わなくなったりする可能性がありますが、保証書がないとアフターサービスを受けられない場合があります。
結婚指輪はギリギリに用意しようとすると必要な場面で準備が間に合わなくなる恐れがあります。では、具体的にどんなタイミングで指輪が必要になるのでしょうか。
結婚指輪が必要なタイミングとしてまず挙げられるのが結婚式当日です。多くの結婚式では招待客に見守られながら指輪の交換を行いますので、必ず間に合うようにしておきましょう。
結婚の記念として前撮りやフォトウェディングなどで写真を残す人も多くいらっしゃいます。結婚指輪が写真に入ると思い出にもなるため、しっかりと準備しておきましょう。
必要なタイミングに結婚指輪の準備が間に合わない場合は、既製品なら一旦その場で持ち帰って後日サイズ直しや刻印を入れることができたり、急ぎ対応してくれたりするブランドもあります。
また、〈ニーシング〉では代替リングとして仮のリングをお渡しし、後日ご夫婦のための指輪と交換するサービスをご用意しています。結婚指輪の準備がギリギリのタイミングになってしまった場合は、まずはショップで相談してみましょう。
どうしても納期が間に合わない場合には刻印やサイズ直しを後から実施するとして製作納期を速めてもらったり、既製品を購入することで対応することが可能です。
もちろん結婚式や前撮り等で万全な結婚指輪を身に着けることができたほうが、より思い出に残るイベントになりますが、間に合わない場合にはこれらの方法を検討してもよいでしょう。
それ以外にも安価なペアリングで代用する方法もあります。
〈ニーシング〉では、代替リングの貸出サービスもあります。納期が間に合わないといったトラブルが発生しないよう、パートナーと相談して事前に準備を進めるようにしましょう。
結婚指輪は注文方法によって納期が異なりますが、結婚式やフォトウェディングなど必要な時期の半年前から準備を進めると、希望する注文方法で安心・スムーズに指輪選びができます。
結婚指輪は一生ものですので、ショップに行って試着することも含めてしっかり情報収集をし、後悔のない理想のリングを選んでください。