変質しにくく、輝きを長く保つことができるプラチナ。稀少な貴金属でもあるため、夫婦の証である結婚指輪に使用することで特別感を感じることができます。
今回は、プラチナ製の結婚指輪の特徴や人気の理由、おすすめのデザインについて紹介します。
結婚指輪でプラチナが選ばれる理由 | 人気なデザイン例も紹介
日本では多くの人が結婚指輪にプラチナ製を選んでいます。
プラチナは和名で「白金(はっきん)」と呼ばれ、クリアな輝きが特徴です。色が白いため控えめな印象を与えることができ、さまざまなシーンにマッチします。また、粘り強くしなやかな性質も持っているので加工がしやすく、繊細なデザインに加工することができます。さらにサイズ直しにも対応できる貴金属でもあり、永く愛用されることが多い結婚指輪にはまさにピッタリだといえるでしょう。
実は、純粋なプラチナは柔らかすぎるため結婚指輪への加工がしづらかったり、身に着けている間に変形してしまったりする場合があります。そのため、ほとんどのプラチナジュエリーはパラジウムやロジウムなどの他の金属を混ぜて硬くしてあります。
ジュエリーには品位の刻印があり、使われている貴金属の割合がわかるようになっていますが、プラチナの結婚指輪にも刻印が入っています。プラチナの品位刻印は千分率の表記で、「Pt950」「Pt900」などの刻印がされています。「Pt」はプラチナであること、数字がその割合を表しており、「Pt950」と刻印があればプラチナ95%のジュエリーであることを意味しています。〈ニーシング〉では品質にこだわり、「Pt950」以上の品質を使用しています。
では、プラチナの結婚指輪はなぜ日本での人気が高いのでしょうか。その理由をご紹介します。
プラチナは、1トンの原鉱石から約3gしか採れません。ゴールドに比べると年間の産出量が約1/20と少なく、とても希少性が高い金属です。代表的な原産国は南アフリカですが、それ以外の産出国はわずか数ヵ国しかありません。こうした希少性の高さから、結婚という夫婦の証により特別感を持たせるものとして人気を得ているようです。
一方、地球環境や労働環境に配慮した取り組みが企業に求められる中、ジュエリー業界でも倫理的かつ環境的な配慮に基づいた活動が推進されています。
〈ニーシング〉のプラチナは、ドイツを代表するジュエリーの町プフォルツハイムにある金販売業者AGOSIからのみプラチナを仕入れていますが、このAGOSIは、ジュエリー業界の社会・環境の責任をカバーする規範や規格を定める団体「RJC(Responsible Jewellery Council:責任あるジュエリー協議会)」のメンバーとなっています。環境や社会に配慮した信頼性の高い業者とのみプラチナの取引をおこなうことで、より価値の高いプラチナの取り扱いを実現しています。
プラチナは酸やアルカリが付着しても変色することはありません。また高温や摩擦にも強い金属です。そのため、温泉に入ったり日々の家事で水に触れたりしても変色しにくく、耐久性にも優れ、長く身に着けることができます。
ただし、Pt999など純度の高いプラチナの場合、柔らかいため変形しやすくなります。変形を避けるためには、割金を加えて硬さを増したプラチナを選ぶことをおすすめします。
なお、まれにある「Pt100」は純プラチナと間違えやすいですが、プラチナは10%しか含まれていません。「Pt100」は銀など他の金属が90%含まれていることを表していますので注意しましょう。
プラチナのジュエリーと呼べるのは、プラチナの含有量が85%以上のものだけです。そのため、プラチナを名乗るジュエリーは希少でありながらどれも純粋性が高いのが魅力です。一般的な結婚指輪は「Pt900」、つまりプラチナの含有量90%(Pt900)以上のものが主流です。
〈ニーシング〉が扱っているプラチナの結婚指輪は、プラチナの含有量が95%(Pt950)。純度が高いため柔らかいのでは?と思われがちですが、〈ニーシング〉の特別な技術により硬度の高いPt950の指輪を実現しました。純度が高く丈夫な〈ニーシング〉の結婚指輪なら、日常の特別感をより長く感じられるでしょう。
金属アレルギーをお持ちの方は指輪にどんな金属が使われているか非常に気になるかと思います。しかしゴールドやプラチナはアレルギーを起こしにくい素材なので安心です。割金に使われている他の金属が原因でアレルギーを起こす場合もありますが、プラチナは純度の高いPt900やPt950の指輪が多く、他の金属を混ぜる割合が低いので、金属アレルギーの反応が出にくいのが特徴です。心配な場合は店舗で割金の種類や配合についてスタッフに聞いてみましょう。
日常で指輪を着ける場合、どうしても避けられないのが汚れで。特に汗やハンドクリーム、化粧品などの油が付着すると、色がくすんで見えてしまいます。日々のお手入れを忘れず、常に輝きを保つよう心掛けましょう。
お手入れをする場合は、指輪を外して乾いた柔らかい布で優しく拭き、汚れを取り除きます。指輪の内側の刻印には汚れが溜まりやすいので、気になったらぬるま湯に中性洗剤を数滴入れて柔らかい歯ブラシなどで優しく汚れを取り除きましょう。中性洗剤は食器用洗剤で代用可能です。汚れが落ちたらきれいな水ですすぎ、最後に乾いた柔らかい布で拭き上げます。
結婚指輪に宝石がついている場合、ダイヤモンドなら水洗いできますが、エメラルドなど柔らかい宝石やオパールなど水に弱い宝石が付いている場合は水洗いを避けましょう。また、目立つキズや落ちにくい汚れなどが気になる場合は、店舗でお直しやクリーニングを依頼しましょう。
プラチナ製の結婚指輪で特におすすめなのが〈ニーシング〉の「NIESSING SPANNRING®」シリーズです。
このシリーズは、指輪の地金の張力のみでダイヤモンドを留めた〈ニーシング〉のアイコン的存在。ダイヤモンドを爪で留めるのではなくリングの張力のみで支えるデザインとなっており、まるでダイヤモンドが輝きながら浮かび上がっているように見えます。
NIESSING SPANNRING®にはさまざまなカラーが揃っていますが、プラチナでも製作可能で、スタンダードなラウンドだけではなく、オーバルなどさまざまな形を用意しています。婚約指輪と結婚指輪の両方を兼ねて購入する方も多くいらっしゃいます。
また〈ニーシング〉では、形や幅などを自由に選択できるオリジナルの結婚指輪も作ることができます。
〈ニーシング〉のプラチナは、NIESSING SPANNRING®のように地金のテンション(張力)でダイヤモンドを支えるデザインを実現した特別なもの。他社では真似のできない高度な技術を使い、強靭で耐久性の高いプラチナリングを純度95%で実現させました。
プラチナの結婚指輪をお探しなら、最高品質のプラチナを扱う〈ニーシング〉の指輪をぜひ一度お手に取ってご覧ください。
ここまで、結婚指輪でプラチナが選ばれる理由や人気のデザインなどについてご紹介しました。
耐久性や稀少性があり変質しにくいことから結婚指輪に使われる素材として人気のプラチナ。純度が高く金属アレルギーも出にくいことから多くの人が一生の愛の証に選ぶこのプラチナで、ぜひあなたも永く愛用できる結婚指輪をご用意されてみてはいかがでしょうか。