結婚指輪や婚約指輪にピンクゴールドの指輪を選びたいと思っている方も多いのではないでしょうか。やさしく暖かな色味で2人の愛を象徴する指輪にふさわしいカラーと言いえるでしょう。一方、純粋なゴールドやプラチナと異なりさまざまな素材が混合した合金のため、取り扱いには注意が必要です。
そこで今回は、ピンクゴールドの特徴や押さえておきたいポイント、取り扱いの注意点などについて解説します。また、ドイツが誇るジュエリーブランド〈ニーシング〉のピンク系ゴールドカラーについてもご紹介します。
ピンクゴールドの結婚指輪・婚約指輪の特徴|取り扱いやメンテナンス方法
ピンクゴールドの一番の特徴は、やさしく暖かみのある色合いです。落ち着きが感じられるピンクカラーは肌の色によく馴染みます。強度があり変形しにくいという特性からも、結婚指輪や婚約指輪にふさわしい素材です。一方、変色や金属アレルギーなど、気をつけておきたいポイントもあります。
ピンクゴールドが美しいピンク色をしているのは、純金に他の素材を混ぜて作られる合金であるからです。
純金はそのままだと非常に柔らかいため変形しやすく、傷も付きやすい素材です。そのため、ゴールド素材のジュエリーは金属の強度を高めるために純金以外の素材が混ぜられています。ピンクゴールドは、銀やパラジウムのほか、銅を多く混ぜ合わせることで美しいピンク色の輝きを放ちます。同じピンクゴールドでも混ぜる素材やその割合によって色味が変わってきます。
ピンクゴールドは柔らかい発色でシックかつ落ち着いた雰囲気を持つため、肌に馴染みやすく日本人の肌を美しく見せるカラーだといわれています。パーソナルカラーにおいてブルーベースの方に似合う色味が多いことも特徴です。
ピンクゴールドは銅や銀が配合されているため酸化に弱く、化学反応を起こしやすい素材です。そのため、化粧品や温泉、入浴剤などの成分に触れると黄色や茶色に変色してしまう可能性があり注意が必要です。
一方、ピンクゴールドには硬度が高い銅が含まれているため、耐久性は純金よりも高い特徴があります。さらに〈ニーシング〉の指輪は鍛造製法を採用しているため、より高い強度が期待できます。
〈ニーシング〉の鍛造製法についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
ピンクゴールドの指輪を選ぶ際に気をつけたいのが金属アレルギーです。ピンクゴールドに含まれている銅とパラジウムは金属アレルギーを起こしやすいとされ、かぶれや湿疹、かゆみを引き起こす恐れがあります。
普段は症状がない方でも、何かしらの金属アレルギーを持っている可能性があります。永く愛用するジュエリーほど素材を選ぶ際には注意が必要です。自分がアレルギーを持っているかどうかが不安な方は、ぜひ医療機関でパッチテストなどを受けられることをおすすめします。
次に、ピンクゴールドの取り扱いやメンテナンスについてご紹介します。大切な指輪を長く愛用できるよう、ポイントを押さえておきましょう。
ピンクゴールドの指輪は弔事の際は外しておきましょう。基本的に弔事の際に光物はマナー違反とされています。光沢があまりなく控えめな印象のパールやジェットなどの素材が主流です。宝石がついていないプラチナやシルバーなどの結婚指輪は着用していても問題ありませんが、ピンクゴールドは目立ってしまうため、マナー違反と取られてしまう可能性があります。
弔事の際にもあまり目立たないプラチナ素材について知りたい方は、下記をご覧ください。
ピンクゴールドは酸化に弱く化学反応を起こしやすい素材なので、こまめなお手入れが必要です。汗や皮脂、化粧品は変色の原因になります。指輪の使用後は柔らかい布で汚れを落とすようにしましょう。特に日常的に身に着けている結婚指輪は想像以上に皮脂汚れがついてしまいます。専用のクロスを使用し、しっかり日々のお手入れすることをおすすめします。
ピンクゴールドの指輪についた黒ずみなどの汚れが気になった場合、洗っても問題はありません。自宅でできるお手入れの流れは下記の通りです。
こうしたお手入れを続けることでピンクゴールド本来の輝きを維持できます。家にあるもので簡単にお手入れができるので、ぜひ参考にしてください。
ピンクゴールドの指輪を収納する際は他のジュエリーと接触しないよう注意が必要です。耐久性に優れ、他の金属と比較しても硬度が高い素材ではありますが、他のジュエリーとの接触で傷ができてしまう可能性があります。大切な指輪は丁寧に扱い、外す際には収納場所にも気をつけましょう。
豊富なゴールドのカラーバリエーションを誇る〈ニーシング〉。ピンク系のゴールドカラーも美しい色味を取り揃えています。
晴れた日の夕焼けのように赤く輝くはっきりした発色の「CLASSIC RED」。特別感のあるパワフルなカラーです。
キラキラした美しいゴールド「FINE ROSE」は、ゴールドの中にほんのり黄色味を帯びた、麗しく咲き誇るバラの花びらのような色合いを放っています。
見る角度や光の当たり方によってさまざまな表情を見せる「ROSEWOOD」。赤から紫がかった色へ、またある時にはピンクに輝くゴールドから明瞭なブラウンへと変化を見せる魅力的なカラーです。
〈ニーシング〉にはピンク系ゴールドの他にも豊富なカラーバリエーションがあります。
〈二ーシング〉では、ピンクゴールド系以外のカラーゴールドも人気があります。基本となるイエローやピンクだけでなく、ホワイトカラーも取り揃えています。
SAND GRAY
FINE GRAY
たとえば「SAND GRAY」や「FINE GRAY」やわらかなトーンで暖かみが感じられるホワイトグレーの発色です。一般的な「ホワイトゴールド」はメッキを施すことで色を白く見せていますが、「SAND GRAY」や「FINE GRAY」はメッキを施さず、特殊な金属の配合により地金そのもので白い輝きを放ち、落ち着いた印象を与えます。手入れをすることで長く輝きが保たれ、長く愛用する結婚指輪や婚約指輪にふさわしい素材です。
〈ニーシング〉の美しいカラーバリエーションについてはぜひ下記をご覧ください。
ピンクゴールドの指輪を選ぶなら、地金の美しいカラーが目立つシンプルなデザインをおすすめします。ピンクゴールドの指輪はシンプルなデザインでも個性を発揮できるため、他の人とは被らない指輪を身につけたいという方にもぴったりです。
〈ニーシング〉の「 ウェディングリング システム」では、Web上で素材やデザインの組み合わせをシミュレーションできます。指輪のデザインを比較・検討する際にぜひお役立てください。
今回は、結婚指輪や婚約指輪としても選ばれるピンクゴールドについてご紹介しました。
ピンクゴールドは色味の美しさだけでなく高い硬度を誇るため、結婚指輪や婚約指輪にふさわしい素材です。ただし、さまざまな素材が混合した合金のため変色や金属アレルギーが起きやすく、取り扱いに注意が必要でもあります。大切なリングを長く愛用できるよう、メンテナンスは欠かさないようにしましょう。
地金そのものの輝きを表現し、独創的で美しいピンクゴールドの指輪をお探しなら、ぜひ〈ニーシング〉のリングのご購入をご検討ください。