パートナーからプロポーズされたら、2人の関係は新たなステップへ進みます。結婚生活を始める前にしっかり準備をしておけば、より良い新婚生活がスタートできるでしょう。
今回は、プロポーズをされたらすべきことや結婚式までの流れについて詳しくご紹介します。2人で話し合っておくべきポイントなどについても説明するので、ぜひ参考にしてください。
プロポーズされたら、まずは将来について2人でしっかり話し合いましょう。
最初にしっかりと結婚に対する認識を擦り合わせておくことで、結婚生活がうまくスタートできます。まずは、特にパートナーとしっかり話し合っておきたい事柄を2つご紹介します。
結婚後は2人で一つの家計を管理することになります。そのため、お金の管理についてはしっかり認識確認をしておきましょう。どちらの名義で何を管理するのかを把握しておくと、お金にまつわるトラブルを防止できます。家計を守る大切なポイントなので、しっかりチェックしておきましょう。
結婚後の住居についても価値観の確認をしておきましょう。マイホームを購入するのか賃貸なのかによって将来設計は変わってきます。どちらかの親と同居する可能性があるかなども、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
プロポーズされたら、入籍~結婚式へとステップが進んでいきます。もちろん結婚式を行わない人もいますが、ここでは一例として全体の流れをご紹介します。
プロポーズされて結婚の意思が固まったら、まずは親族への挨拶を済ませましょう。親族への報告には、2人の結婚に対する真剣な思いを伝え、両家の親族を安心させる目的があります。それぞれが自分の親に結婚の意思を伝え、パートナーが挨拶に来る日程調整をしましょう。
当日は身なりを整え、誠実さが伝わるようにしっかり挨拶をします。すでに相手の親と面識がある場合でも、婚約時にはあらためて挨拶の場を設けることをおすすめします。
プロポーズの際に婚約指輪を渡す習慣は古くからありますが、プロポーズ後に2人で選ぶというパターンも増えています。
ドイツが誇るモダンジュエリーブランド〈ニーシング〉では、豊富な種類のブライダルジュエリーを手がけています。婚約指輪の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
なお、すでに婚約指輪をもらっている場合は時計などお返しの品を用意すると良いでしょう。
両家顔合わせは食事会のような形でおこなわれるのが一般的で、親族同士の親睦を深める目的があります。結婚は当事者同士だけの事柄ではなく、今後は親族同士の付き合いが必要になるため、このような機会を設けておくと良いでしょう。場所は、落ち着いてゆっくり話ができる個室がある料亭やレストランなどがおすすめです。施設によっては顔合わせプランを設けている場合もあるため、調べてみましょう。
両家顔合わせの後は結納に進みます。結納とは、婚約を正式なものとする日本の伝統的な儀式です。両家の間で「結納品」や「結納金」などの金品を取り交わします。
結納には、仲人が両家を行き来して行う「正式結納」と、両家が女性の自宅や会場に集まって行う「略式結納」がありますが、近年では料亭やレストランの個室で略式結納をするパターンが増えてきています。
結納は正式な儀式として執り行われるため、両家顔合わせよりも緊張感があるものです。儀式に必要なものや作法などが独特なため、しっかり内容を確認しておきましょう。
婚姻届を提出し、入籍の手続きを進めます。役所で婚姻届を提出して入籍する際には、婚姻届の他に本人確認書類、戸籍謄本などが必要になります。入籍日にこだわりがある場合は、余裕を持って準備を進めましょう。
また、婚姻届は準備の段階で複数枚を手元に用意しておくことをおすすめします。書き損じや提出時に書き直しが必要となる場合も考えられるため、余裕があれば安心です。
婚姻届が受理されると、2人の新婚生活がスタートします。
続いて、結婚式の準備を進めていきます。結婚式を挙げる場所、日程、費用、どのような規模で誰を招待して行うのかなど、検討を始めましょう。
最近では親族のみの挙式やフォトウェディングを選択するパターンも増えてきていますが、結婚式は実施するスタイルによって、準備するものが変わってきます。結婚式のイメージについて早い段階でお互いの認識を確認しておきましょう。
2人の希望を出し合い、どんな結婚式にするのかイメージが固まったら、式場を探します。ブライダルフェアに参加するとより具体的なイメージが掴めるのでおすすめです。場所が決まったら会場と契約を交わし、招待客リストや食事の内容、引き出物など必要な項目を決めていきます。
何かと忙しいウェディングの時期ですが、2人の思い出に残るより良い結婚式にするためにも、しっかり準備を進めましょう。
2人の結婚の証である結婚指輪を購入しましょう。結婚指輪は結婚式の指輪交換セレモニーで必要になるため、納期に注意して購入する必要があります。既製品、セミオーダー、フルオーダーと大きく3つの注文方法があり、それぞれ納期が異なります。早めに準備を進めておけば慌てることなく安心です。
結婚指輪の納期については以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
友人や職場の人への結婚報告も欠かさず行いましょう。特に結婚式に招待したい友人や職場の人には早めに報告することをおすすめします。
名字が変わる場合には職場でさまざまな変更手続きをする必要があるので、職場への報告は必須です。職場での報告は直属の上司から報告すると良いでしょう。ハネムーンなどで休暇を取る場合はその旨も前もって伝えておくことをおすすめします。
そしてついに、晴れて結婚式当日を迎えます。結婚式の内容には結婚の誓いを立てる「挙式」と、夫婦のお披露目をして招待客を食事などでもてなす「披露宴」があります。この2つを合わせて「結婚式」と表現されることがほとんどです。挙式と披露宴を合わせると一日がかりとなり、当日に前撮りや二次会も行う場合はさらに長丁場となります。体力と気力が必要になるため、結婚式前には無理をせず、しっかり体調を整えておきましょう。
プロポーズされてから結婚するまでの期間を「婚約期間」といいます。婚約期間は一般的に6ヵ月程度といわれていますが、交際期間が長かったぶん婚約期間は短かったという人もいれば、新生活の準備や仕事の都合で入籍日が伸びる人もいるなど、状況はさまざまです。考え方も人それぞれにあるため、2人でしっかり話し合いましょう。
プロポーズされてからの結婚までの婚約期間が短いと、お互いに初々しい気持ちのまま新生活をスタートできるというメリットがあります。また、婚約期間中は結婚式や新生活の準備など、やるべきことがたくさんあります。気力と体力が求められ、2人の力で物事を進めていく場面が多々ありますが、婚約期間が短いことで、勢いのある状態で物事を進めていけるでしょう。大変なことも2人でしっかり乗り越えられれば、新婚生活をスタートさせた後も安心です。
一方、婚約期間が長いことにもメリットがあります。婚約期間が長ければ、新生活の準備を余裕をもって行えます。結婚式のプランやハネムーン、新居探しなど、さまざまなことを決めていく中で、ゆっくり時間をかけて選択ができます。また金銭面的にも、婚約期間が長いぶん2人で貯蓄できるメリットがあります。
さらに、婚約期間はパートナーのことをより深く知る期間でもあります。結婚が現実化してくる中で、恋人同士ではわからなかった部分も深く知ることができるため、今後良好な関係を築いていくための良い時間となるでしょう。
プロポーズされたら、まずは将来に関わる事柄について2人で話し合うことが大切です。仕事やお金の管理、住居など、生活に欠かせない認識を擦り合わせておくことで、今後の結婚生活がより良くスタートできるはずです。
今回ご紹介した内容を参考に、2人でゆっくり話し合う時間を設けながら、理想の結婚生活を実現しましょう。